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【定期講座】6月8日(日)応用課程 講座⑤

6月に入り、雨の降る日が増えてきましたね☔️
湿気とともに季節の移ろいを感じつつ、偏頭痛と洗濯物の悩みが日に日に増していく塾長です。
今回は、和声に注目するレッスン内容となりました🎶

応用課程では…
 演奏に役立つ音楽的知識を学び、表現方法の模索・研究をおこないます。楽曲についての理解を深め、『自身の音楽を表現できること』を目標に進めていきます。

本日のメニュー

基礎練習
ロングトーン、ウォーミングアップ、インターヴァル練習【2度音程・3度音程】、スケール・アルペジオ練習【As Dur】

応用課程 講座5『和声と音楽(1)和声進行』

練習曲 
ショパン作曲
練習曲 作品10第3番「別れの曲」

 ロングトーンは、やはり欠かせない基礎練習のひとつです。
いつも通り、2オクターヴ半の音域を往復しながら、音程や音色を一つひとつ丁寧に確認していきました。一見地味な練習ですが、この積み重ねこそが安定した演奏につながっていきます。息の使い方、耳の使い方、体のコントロール、すべてが詰まった重要な時間なのです✨ 
 インターヴァル練習では、2つのチームに分かれた練習をおこないました。基音となる音をロングトーンするチーム、旋律のように2度・3度音程を行き来するチーム。お互いの音を聞き合いながら、正しい音程に入っていく練習です。音も馴染んでいくのでおすすめですよ!スケール・アルペジオ練習【As Dur】、主要三和音をピックアップして、ハーモニーの練習をした後、アルペジオで追いかけてみました。頭の中に和音の全体像がなんとなく入っているだけで、練習の質が変わってくると思います。これまたおすすめです☺️

 さて本日の講座は、和声と音楽(1)和声進行 。このテーマ、塾長が特にやりたかった内容のひとつでもあります!そもそも和声とは、簡単に言えば「和音の進行」を意味しますが、それをただ理屈で学ぶのではなく、「なぜこの進行が“気持ちいい”のか」「どんな意味が込められているのか」を掘り下げるのが今回の講座の醍醐味。まずは、和音のことについて触れた後、トニック → サブドミナント → ドミナント → トニックという進行の原理を学びます。次に、同じ旋律でも和声の進行が変わるとどう音楽の表現に影響するか検証してみました。楽器を演奏する上で和声進行を知っておくことは、音楽作り、フレーズ作りに大いに役立ちます。視点を多く持っておくことで、より感受性豊かに捉えられると思っています。今回も、濃密で学びの多い時間となりました✨

 最後に練習曲「別れの曲」をしっかり詰めていきました。和声の展開がドラマティックで、そして何より美しい。演奏会でしっかりお伝えできるように練習していきましょう!!

 間も無く第5期生の募集がスタートします!!基礎から学びたい方、アンサンブルのコツを知りたい方、音楽作りをたっぷり味わいたい方、是非ご入塾お待ちしております🌸

 

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