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12月3日(日)第7回講座

気づいたらもう師走。。

さて、今回の講座のメニューはこちら!

基礎練習
・腹式呼吸を意識したブレストレーニング
・ウォーミングアップ
・スケール、アルペジオ【Des dur】
・インターバル練習 7度音程


講座
第7回 合わせること(2)
『メトロノームを使わないアンサンブルへの向き合い方』


練習曲
R.ワーグナー作曲
エルザの大聖堂への行列

 本日の基礎練習は、腹式呼吸を意識したブレストレーニングから始まりました。呼吸法で演奏のしやすさが変化するので、とても丁寧に、体の使い方を確認しながら進んでいきます。ウォーミングアップの中には、ブレスコントロールの練習が取り入れられています。初めは8拍一息で演奏するのですが、徐々に拍数を増やしていき、最後は32拍一息で演奏するという練習です(MM=100で練習しています)。これがキツイ、、
①息は使い切ること
②半分くらいの拍数の時に、どれくらい残しておくか考えておくこと
などに注意しながら取り組んでいきますが、使える息が少なくなっていくと、息のコントロールや体の使い方がとても重要になってくる考えており、鍛えるにはいい練習かなと思います。
 スケール・アルペジオ練習は【Des dur】に取り組みました。調号の数がだいぶ増えてきまして、音を読むのも大変です。まずは慣れていくこと、触れていくことから始め、少しずつ意識することを増やしていく。スケール・アルペジオ練習はとても地道ですが、譜読みや曲を演奏する際に大きく役に立ちます。どんな調性にも果敢に取り組むことが大切ですね。

 本日の講座は、合わせること(2)『メトロノームを使わないアンサンブルへの向き合い方』と題しまして、アンサンブルについて掘り下げていきました。まず、メトロノームという道具を使って個人でやるべきことをおさえた後、アンサンブル練習をする際、メトロノームを使用した場合と、使用しない場合に起きることをそれぞれ体感していただきました。本番ではメトロノームは使用しませんので(指揮者がいる場合は別ですが..)、テンポ感などは奏者に委ねられることになります。本番では、緊張するといろんなことが起きますよね汗 それにどう対処するか、考えるきっかけになったと思います。アンサンブルの一歩目は『相手の動きを知ること』からですね。

 本日の練習曲は、R.ワーグナー作曲 『エルザの大聖堂への行列』に取り組みました。その場で楽譜を配り、初見大会も兼ねて練習してみました。ゆったりとしていて、とても素敵なメロディと和声が魅力のこの楽曲ですが、まずは最後まで吹き切ることができましたね!初見でも通れるようになっているので、基礎力がついてきている証拠だと思います。 初見合奏であっても、しっかりと煮詰めていきます笑 まずは旋律を探し、聞きながら演奏することを心がけていきました。ワーグナーの特徴でもある、ダイナミクスなどの表現にも触れながら本日の練習を終えました。この曲での課題は、pp〜ffまで幅広いダイナミクスについて、いい音色で演奏することを求められていることであると思います。

 さて、次回でいよいよ最後の講座となります。『合わせること(3)バランス感覚について』と題し、アンサンブルの基本についておさえていきたいと思います。

ますます寒くなってきました⛄️
風邪をひかないように、しっかり栄養つけて、しっかり睡眠とって冬を乗り切りましょう❄️

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