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【定期講座】2025年1月19日(日)基礎課程 講座⑧

さて、本日は基礎課程の最終講座🌸
楽器の基礎練習からアンサンブルの基本について、まとめに入ります。

基礎課程では…
 楽器演奏の基礎やアンサンブルの基本について学びます。しっかりと繰り返し練習をおこなうことで基礎力の強化を図り、アンサンブルの基本について理解することを目標として進めていきます。

本日のメニュー

基礎練習
ロングトーン、ウォーミングアップ、

基礎課程 講座『合わせること(3)バランス感覚について』

練習曲
モーツァルト作曲
ディベルティメント第3番変ホ長調 K.166 (159d)

 前回に引き続き、ロングトーン練習からのスタートです。

8拍ロングトーン ▷ 4拍休み (MM=60)
【音域】チューニングB♭の音からスタート、行けるところまで下降し、上の音域もいけるところまで

 今回は特に音程について意識していきます。チューナーばかりに頼ってはいけないかもしれませんが、文明の力をしっかりとお借りし、一つ一つの音を念入りにチェックしていきます。問題が発生した際、楽器の問題なのか奏法の問題なのかを見極めることが必要ですが、そこは塾長もサポート、改善策を模索していきます🌸丁寧に練習を重ねていくことは、やはり忘れてはいけません。ロングトーンで息遣い、音程感などを学んだ後、インターヴァル、タンギング、リップスラー、フィンガリング、スケール練習へと繋いでいきます。

 基礎課程最後の講座は、「バランス感覚について」掘り下げていきます。複数のパートや奏者で音楽を作る小編成アンサンブルから大編成吹奏楽は、旋律、副旋律、和音、バスなど役割分担がありますね。旋律を聞こえやすくするために伴奏を小さくする、などバランスを整えていくことが必要となります。本来、バランス調整は指揮者の役割でありますが、アンサンブルでは自身で行う必要が出てきます。バランスを意識して演奏できるに越したことはありません🌸ただ小さくすることが大事なのではなく、丁度いい足し方、引き方があると思っております。今回は3つのケースを用いて、音を出しつつ実践形式で学んでみました。アンサンブルの本質がここに隠されている気がしています。

 最後に、モーツァルト作曲「ディベルティメント第3番変ホ長調」を全楽章通し練習をしました。音の形や音程、メロディの扱い方などをチェック、フレーズのおさめ方についても確認をしました。上品なモーツァルトの音楽が表現できるように練習を積んでいきたいと思います。

 桜ブラス塾では、ただいま第4期生を募集しております。基礎をしっかりと練習、アンサンブルにチャレンジしたい、楽しく学びたい方、ぜひお問い合わせください☺️

 

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