イベント『春の合奏会2025』

綺麗な青空が広がり、桜も満開🌸
絶好のイベント日和となりました☀️
今回の会場、和光市民文化センター「サンアゼリア」へ向かいます!
ご挨拶・オリエンテーションを済ませ、会場セッティングに入ります。
打楽器搬入・組み立てからセッティングまで、参加者の皆様のご協力のもとスムーズに進めることができました!!誠にありがとうございます🙇


さあ、音出しをして
『春の合奏会2025』スタートです🎺
今回は、ヤン・ヴァンデルロースト氏の名曲に挑戦!
フラッシング・ウィンズ
プスタ – 4つのジプシー舞曲
交響詩「スパルタクス」
まずは、各曲のリハーサルを進めていきます。
アルセナール
ベルギーの鉄道工場吹奏楽団「Harmonie van het Spoorwegarsenaal」の創立50周年を祝して、1995年に書き下ろされたコンサートマーチです。翌1996年5月11日、作曲者自身の指揮により初演され、堂々とした威厳と華やかな色彩が織り込まれた名曲です。この曲と出会った時、裏打ちのないマーチもあるんだと衝撃を受けた記憶があります笑 そして、私の高校生時代の思い出の曲でもあります🌸
まずは一度通してみまして、その後冒頭のtutti、第1マーチの各セクションのサウンド、第2マーチの音色感などを確認しつつ返していきました☺️各セクションのサウンド、『初めまして』とは思えない一体感がありました🌸

フラッシング・ウィンズ
ベルギー西フランデレン州アマチュア音楽団体連盟が、1989年にヤン・ヴァンデルローストに委嘱し、若手ユースバンド「Arlequino」に献呈した楽曲です。冒頭ティンパニと低音をきっかけに、重厚な金管ファンファーレがオープニングを飾ります。スネアとハイハットがリズムを刻み始め疾走感を演出、メインテーマへと繋いでいきます。5拍子の中間部、木管楽器とユーフォニアムの柔らかなメロディが前半との対比を表現します。爽やかで、勢いのある名曲です。
こちらも一度通して、感触を掴んでいきます。やはり難しいのは途中に出てくる8分の5拍子と、中間部の5拍子のアンサンブルでしょうか💦しっかりと返して、アンサンブルの基準などを確認していきます。金管楽器ファンファーレのフレーズ感や、打楽器刻みの拍子感なども打ち合わせ。
プスタ – 4つのジプシー舞曲
タイトルの“プスタ”とは、ドナウ川南東部に広がるハンガリー大平原を指し、かつてロマ民族の遊牧民や騎馬文化が栄えた土地です。この楽曲は、ハンガリーやスラヴの舞曲にインスパイアされた4つのジプシー(ロマ)舞曲から構成され、鮮やかで情熱的、または牧歌的な対比が特徴です。
軽く通しつつ、全体の流れを掴んでいきます。テンポの変化がこの曲の面白さでもあり、難しいところでもありますが、皆様どんどん掴んでいって形が出来上がっていきます🌸さすがです💦少しアンサンブルの乱れたところ、聞きポイントを整理して返していきます。個人的には、曲中の場面が変化する際の間の取り方を大切にしつつ、リハーサルをしてみました☺️


交響詩「スパルタクス」
古代ローマ時代に実在した剣闘士スパルタクスの生涯と反乱を題材にした壮大な交響詩。1994年、オランダの名門吹奏楽団「コンインクライケ・ハルモニー・サンテ・セシル・エイスデン(Koninklijke Harmonie Sainte Cécile Eijsden)」の委嘱によって書かれ、同楽団によって初演されました。剣闘士たちの世界、スパルタクスと恋人の恋愛、ローマ軍と反乱軍の戦いの3部構成で描かれています。
なんといっても、この曲変拍子が多い💦まずはそのリハーサルから進めました。打楽器の皆様に土台を作っていただき、拍子感に慣れる練習。その後、金管楽器のリズムと、木管楽器の連符の打ち合わせを各所おこないリハーサル終了しました。

全通し
休憩後は、本番を想定しての全通し!午前中から吹きっぱなしなのにも関わらず、皆様最後までガッツリ演奏されており、すっげえ体力だなと感心してしまいました✨最後のスパルタクス、夢のひとときwもありましたが、気合いと根性でなんとか完走💦これはまた挑戦したいと思います🔥しかしながら、各パート・セクションに音色や表現の魅力がたっぷりと詰まった、いい本番でした!!
演奏後は記念撮影をおこない、撤収作業まで皆様にご協力をいただき、『春の合奏会2025』無事終了いたしました🌸ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました🙇
