【定期講座】6月22日(日)応用課程 講座⑥

暑さとジメジメの日々に、しっかりとやられた塾長です💦
今回は前回に引き続き、私イチオシの『和声に関する講座』となりました🎶
応用課程では…
演奏に役立つ音楽的知識を学び、表現方法の模索・研究をおこないます。楽曲についての理解を深め、『自身の音楽を表現できること』を目標に進めていきます。
ロングトーン、ウォーミングアップ、インターヴァル練習【3度音程・5度音程】、ハーモニー練習
応用課程 講座6『和声と音楽(2)非和声音』
ショパン作曲
練習曲 作品10第3番「別れの曲」
その他
基礎練習は、ロングトーンからスタートします。音楽の土台を作るとっても大事な時間です。息の流れを感じながら、一音一音を丁寧に伸ばし、音色や音程をしっかり確認していきます。ロングトーンをしっかりやっていると、他の基礎練習や練習曲を演奏している時にもしっかりと効果を発揮してくれるので、やはり大事だなと実感します🌸
タンギング、リップスラー練習の後は、インターヴァル練習。前回同様、2つのチームに分かれて練習をおこないました。基音となる音をロングトーンするチーム、旋律のように音程を行き来するチーム。今回は、ハーモニー練習に繋げていくことが目的ですので、【3度音程・5度音程】をピックアップしました。基音の響きに対してどう入っていくか、①前もって音程をイメージすること、②音をよく聴くこと、③瞬時に心地よいところを見極めること、集中力が必要となる練習です。この感覚をもとにハーモニー練習へと進めていきます。音程もさながら、音量バランスの感覚も大切になってきますが、こればかりは実際の訓練が必要ですね🌸
さて本日の講座は、「和声と音楽(2)非和声音」。塾長イチオシのテーマ第2弾です🌸
「非和声音」と聞くとちょっと難しそうに感じるかもしれません。けれど実際は、音楽の中でとても重要な役割を果たす存在です。普段、私たちが聴いて「切ないな」と感じたり、「一瞬ハッとする」ような響きには、この非和声音が隠れていることが多いのです。今回は、そんな非和声音の基本的な種類や仕組みを学びつつ、現在練習している「別れの曲」を使いながら解説を進めました。経過音、刺繍音など一つひとつの動きが、音楽にどんな表情をもたらすのかを確認しながら、みなさんと一緒に耳を鍛える時間となりました。
講座を踏まえた上で練習曲に取り組んでいくと、多くの気づきに出会うことができますね🌸ただ音を並べるだけではなく、どこに非和声音が潜んでいるのかを意識しながら演奏することで、これまでなんとなく弾いていたフレーズに、新たな意味や表情が見えてきます。ここが味わいポイントなのです🌸
音楽の沼にハマりたい方、ただいま第5期生を募集していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください🌸