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【定期講座】10月5日(日)応用課程 講座①

第4回定期演奏会が終わって、桜ブラス塾も新学期!定期講座第4期生の応用課程がスタートします!

応用課程では…
 演奏に役立つ音楽的知識を学び、表現方法の模索・研究をおこないます。楽曲についての理解を深め、『自身の音楽を表現できること』を目標に進めていきます。

本日のメニュー

基礎練習
ロングトーン、ウォーミングアップ、インターバル練習【3度音程】、スケール【E dur】

応用課程 講座『ブレスとフレーズの関係』

練習曲
ドヴォルザーク作曲
第2楽章

 しっかりと基礎作りからおこないますよ🌸ロングトーン、今回は音程についてしっかりと見つめ直していきました。特定の音の音程が気になるので、3音ほどピックアップして一人ずつ塾長チェック。対処方法を一緒に考えていきますが、この時間はお互いに気づきも多いですね!とっても貴重な時間です。基礎についてじっくり考えることができる&基礎の継続的なレクチャーは、当塾の強みです☺️

 さて応用過程の講座、初回は『ブレスとフレーズの関係』について。基礎課程では『歌うこと、フレージングの作り方』についての回があり、ざっくりとフレーズの作り方について触れております。その学びの上で実際にどのようにフレーズを作って演奏に生かすか、具体的に取り組んでいきます。
 ブレスを取る位置は、とても大切だと考えます。
もちろん「息が足りなくなったから吸う」という考え方もありますが、当塾ではそれ以上に、“フレーズをどう扱いたいか”という奏者のアイデアが最も表れるポイントだと捉えています。
フレーズの扱い方が決まれば、自然とその前後の流れや脈絡を意識しながら、どのようにブレスを取るかを考えるようになります。(※あくまで考え方の一つとしてお読みくださいね!)

 今回は教材でいくつかの譜例を用意し、それぞれどのようにフレーズを感じ、ブレスを取るかを一緒に考えてみました。実際に演奏しながら研究、中にはよく使われるブレスのパターンなどもあるので、簡単にレクチャー。
この取り組みをきっかけに、皆さんの楽譜の見方が少しでも変わり、音楽がより生き生きと感じられるようになれば嬉しいです🌸

 練習曲、ドヴォルザーク作曲交響曲第9番「新世界より」第2楽章。冒頭のコラールから展開部前までを取り上げて練習しました。コールアングレの美しい旋律が印象的な名曲です。初見での練習でしたが、曲の雰囲気をしっかり掴んでいただけたように感じます。今後の仕上がりがとても楽しみです!

 応用課程は、音楽へ向き合えるような講座が多く設定されています。表現の幅が増えるように、アプローチできたら嬉しいです🌸

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