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【定期講座】11月2日(日)応用課程 講座③

朝晩、だいぶ冷えてきましたね🍂(晩御飯はおでんにしようかな🍢)
本日は第4期生の応用課程の講座です☺️

応用課程では…
 演奏に役立つ音楽的知識を学び、表現方法の模索・研究をおこないます。楽曲についての理解を深め、『自身の音楽を表現できること』を目標に進めていきます。

本日のメニュー

基礎練習
ロングトーン、ウォーミングアップ、スケール【E dur】続き、コラール

応用課程 講座3『強弱とフレーズの作り方』

練習曲
P.マスカーニ作曲
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲

 まずはロングトーン、中音域、低音域の音色は安定していますが、やはり高音域は音色が安定しませんね。。前回追加した練習をポイントしっかりと解説しつつ、おこないました。

MM=60 4拍(チューニングB♭音)→4拍(H音) を1セットとして以降半音ずつ上行する。

楽器によって、音の上り方にそれぞれ工夫が必要かもしれません。細かな変化をよく捉えて、『音色が極端に変わり過ぎないように』かつ『意図している音色がきちんと出るように』注意しておきます。どの程度のバランスで演奏すれば音色が維持できるのかは、ある程度わかっていた方が今後便利になると思いますので、しっかりたっぷり丁寧に!
 ウォーミングアップは、タンギング練習、リップスラー練習、フィンガリング練習、スケール練習をピックアップして細かく注意ポイントをおさらいします。慣れすぎて、こなし練習にならないようにするのも大切なことですね🌸今日もしっかり丁寧に。最後にコラール練習を取り入れて、音作りをしました。ここまで1時間半、過去最長ですw

 前回の講座で『強弱と音色』について触れ、安定して演奏するためのコツをレクチャーしました。今回はその上で『強弱とフレーズの作り方』について。曲を演奏していると「楽譜には p って書いてあるのに、もっと大きく吹いてと言われる」または、その逆のケースにあったことはありませんか??そこにはちゃんと理由があって、楽譜から読み解けるヒントがたくさん隠れています。なぜその事象が起きるのか、そして、相手に伝わりやすい表現をするコツなど、さまざまな譜例を用いて解説していきました。記号として書かれている強弱だけでなく、「書かれていない強弱」をどう扱うかにも踏み込み、表現をつくるための考え方にさらに触れていきました。楽譜の見方が、また変わる瞬間だったかなと思います!

 限られた時間でしたが、今日から新しい曲に挑戦です。歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲を初見大会しました🌸穏やかで美しいメロディ、印象的ですよね!強弱表現や音色作りもなかなか難しいので、今後の課題になりそうです!

 第6期生の募集の準備をしておりますので、発表まで今しばらくお待ちください☺️

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