【定期講座】11月23日(日)基礎課程 講座④

第5期生の講座も折り返しを迎えました🌸
基礎課程では…
楽器演奏の基礎やアンサンブルの基本について学びます。しっかりと繰り返し練習をおこなうことで基礎力の強化を図り、アンサンブルの基本について理解することを目標として進めていきます。
基礎練習
ロングトーン、ウォーミングアップ、インターヴァル練習【4度音程】、スケール練習【C Dur】
基礎課程 講座4『ソルフェージュと音楽』
練習曲
モーツァルト作曲
セレナーデ第11番変ホ長調 K 375より
今回もロングトーン練習からスタート。息の流れや音色・音程を意識し、丁寧にチェックしました。特に息の流れは大切にしたいところで、『息が通っている』感覚より、『通している感覚』になっているのか、押さえてみました。しかし、繰り返し練習を重ねるなかで、音の出だしや響きに安定感が出てきているのを感じます☺️確かな成長が見られた、とても良いスタートとなりました🌸
次はインターヴァル練習【4度音程】。(例えば「ド→ファ」「レ→ソ」など)4度音程の中には、増4度という取りにくい音程が紛れています(ファ→シ)。一緒に鳴らすと不協和音のような質感、メロディの中で登場することは比較的少ないですが、独特な緊張感を持って使われることが多い音程です。演奏する側としては音程感をつかみにくく、「なんとなく違和感があるけど、正しいのかどうか分からない…」と感じてしまいやすいポイントでもあります。今回は、その増4度も含めて、ひとつひとつの音の跳躍を耳でしっかり確認しながら、丁寧に練習を行いました。
最後はスケール練習【C Dur】。通常のスケール・アルペジオ(分散和音)に始まり、半音階練習、主要三和音を用いたアルぺジオ、C音を主音としたさまざまな和音のアルペジオを練習しました。ここまで1時間10分、たくさん練習しました🌸
今回の講座は「ソルフェージュと音楽」、演奏とどうつながっているのか、楽譜を読む力や拍子感・リズム感をつけていく内容となりました。
ソルフェージュとは…
音楽の基礎能力を育てるためのトレーニングのことを指します。「視唱・聴音・楽譜の読み書き」などを含む総合的な音楽基礎訓練として使われます。
表現することはもっと自由であって、たくさんの発想があって良いと思いますが、相手に音楽を伝えるためにはスキルがどうしても欠かせません。頭の中でいい小説が浮かんでいても、言葉にする、文字にするなどしなければ、相手には伝わりませんね。スキルはあったに越したことはないわけです。今回は、拍子感と正確なリズム感について押さえておきました。少しずつ訓練していきましょう🌸
講座の後は「セレナーデ第11番変ホ長調 K 375」の練習。ゆっくりテンポで通していきました🌸音色や音程などは安定してきているので、連符などの練習の仕方、フレーズの扱いについて触れました。今後の音楽作りがとっても楽しみです☺️
桜ブラス塾、定期講座第6期生の募集について11月30日に公開いたします🌸今しばらくお待ちください🙇
