第3回定期演奏会終演いたしました!たくさんのご来場、誠にありがとうございました!

【定期講座】4月13日(日)応用課程 講座①

本日より、定期講座第3期生の応用課程がスタートします!

応用課程では…
 演奏に役立つ音楽的知識を学び、表現方法の模索・研究をおこないます。楽曲についての理解を深め、『自身の音楽を表現できること』を目標に進めていきます。

本日のメニュー

基礎練習
ロングトーン、ウォーミングアップ、スケール

応用課程 講座『ブレスとフレーズの関係』

練習曲
ドヴォルザーク作曲
第2楽章

 演奏会が終わって、第3期生は初めての講座。しっかりと基礎作りからおこないます🌸ロングトーン、今回は音色と音程について、しっかりと見つめ直していきました。伸ばすことだけ考えて、音色や音程を誤魔化してはいないか、塾長からチェックが入ります💦塾長も一緒にロングトーン練習をしていますので、お一人お一人の音、息の流れなど、しっかりとサポートをしています。基礎の継続的なレクチャーは、当塾の強みです☺️

 さて応用過程の講座、初回は『ブレスとフレーズの関係』について。基礎課程で『歌うこと、フレージングの作り方』についての章がありますので、ざっくりとフレーズの作り方については触れております。その学びの上で実際にどのようにフレーズを作って演奏に生かすか、具体的に取り組んでいきます。
 ブレスを取る位置はとっても大切だと考えます。息が足りなくなったから息継ぎをするためのもの、と考えてもいいと思いますが、当塾では『フレーズをどう扱いたいか』、奏者のアイデアが明確に現れるポイントであると考えています。フレーズの扱い方が決まれば、その前後の脈略などを考え、ブレスの仕方を考えると思います(※考え方の一つと取ってくださいね!)。より音楽的なブレスを意識しておきたいものです。
 教材にて何パターンかの譜例を用意しまして、それぞれどのようにフレーズを扱うか考えてみました。実際演奏をしてみて、ブレスの取り方を研究、ちょっとした発表なんかもしてみました。(決まったパターンのようなものもあるので、簡単にレクチャーしました)これをきっかけに、楽譜への見方が変わると嬉しいです🌸

 最後は練習曲、ドヴォルザーク作曲交響曲第9番「新世界より」第2楽章に挑戦。冒頭のコラールから展開部までを取り上げて練習しました。旋律線のフレージングによるブレスの間など、研究のしがいがあります☺️コラールのダイナミクスも含め、課題がたっぷり満載ですのでしっかりと練習していきたいと思います。

 応用課程は、音楽へ向き合えるような講座が多く設定されています。表現の幅が増えるように、アプローチできたら嬉しいです🌸

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