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【定期講座】5月11日(日)応用課程 講座③

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか??あっという間の連休、リフレッシュできた方もいれば、お仕事や部活動で忙しく過ごされた方もいたかもしれません。(私はリハーサル&本番の日々でした)さて、連休明けの塾では応用課程の講座がおこなわれました🌸

応用課程では…
 演奏に役立つ音楽的知識を学び、表現方法の模索・研究をおこないます。楽曲についての理解を深め、『自身の音楽を表現できること』を目標に進めていきます。

本日のメニュー

基礎練習
ロングトーン、ウォーミングアップ、スケール練習【D Dur】、コラール練習

応用課程 講座『強弱とフレーズの作り方』

練習曲 
ドヴォルザーク作曲
第2楽章

ショパン作曲
練習曲 作品10第3番「別れの曲」

 まずはロングトーン練習、2オクターブ半の音域を休みなく集中して練習していきます。自身の音をよく聴きつつ、いい音を目指して洗練させていきます。音程も大切ですので、少し乱れた音程をピックアップし重ねて練習していきます。基礎課程の第2回目の講座で、ロングトーンについてはしっかりと触れています。頭では解っていても、演奏できるかどうかはやはり別物。。理解した上で体に刻み込んでいきます🌸(ロングトーン練習、工夫をするとさらにいい練習になるんですよ)その後は、タンギング、リップスラー、スケール【D Dur】と続きます。今回の基礎練習、最後はコラール練習をしてみました。音楽へ続く実践練習の意味合いがありますが、アンサンブルをする上でも必要なことがたくさんありますね。中身についてはまたの機会に触れていきたいと思います!

 さてさて、本日の講座は「強弱とフレーズの作り方」。前回の「ピアノとフォルテの音色」の講座では、強弱変化しても音色を安定させてコントロールすることを学びました。今回は、その上で表現に活かすための考え方について触れていきました。楽譜をぱっと見たとき、強弱記号が書いてあるフレーズもあれば、書いていないフレーズもあります。記号が書いてあればその通りに演奏すれば良いと思いますが、実際の音量はどれくらいが望ましいのでしょうか?また強弱記号が書かれていないフレーズの、強弱の変化についてはどのようにアイデアを生み出しますか??迷ったときに楽譜から読み解く方法をお伝えしました🌸

 講座で触れた強弱の解釈をもとに、練習曲で実践していきます。「新世界」第2楽章の冒頭、コラールに続くコールアングレの旋律を伴奏付きで演奏してみます。各々が演奏の仕方を考えて、楽器で演奏し合っていきました。自身の考えたフレージングが相手に伝わっているかどうかも大切なことです🌸最後に、ショパンの「別れの曲」を初見大会して本日は終了しました。

 音楽の表現についてどんどんマニアックになっていきますが、知れば知るほど楽しく沼にハマっていきますよ☺️10月スタートの第5期生募集も発表していますので、ぜひご覧ください🌸

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