11月19日(日)第6回講座
お鍋の美味しい季節になりました🍲
最近土鍋でご飯を炊くことにハマっている、塾長です🍚
(順調にお肉が増えてまいりました)
さて、今回の講座のメニューはこちら!
基礎練習
・ブレストレーニング
・ウォーミングアップ
・スケール、アルペジオ【As dur】属七、主要三和音、半音階
・インターバル練習 6度音程
講座
第6回 『歌うこと、フレージングの作り方』
練習曲
モーツァルト作曲
『ディべルティメント』第8番へ長調 K.213より
・第1楽章
講座もいよいよ後半に突入し、凝った内容になってきました。まずは、いつものように基礎練習メニューをしっかりと、こなします。初めはメニューに慣れるのが大変でしたが、今ではしっかりと意識しながら、注意深く練習することができています。ウォーミングアップでは、腹式呼吸のことについて深く触れ、音色の変化を体感して頂きながら練習していきました。いつもよりキツイ練習になったと思います汗
スケール・アルペジオ練習では【As Dur】に取り組みました。楽器によっては得意不得意があると思いますが、調号が変化しても響きが減ることのないように、音程のコントロールがしっかりと行えるように、注意深く練習していきました。
インターバル練習は【6度音程】、旋律の中にもよく出てきて、歌を込めやすい音程ではないかなと思います。正しい音程感を歌って養い、楽器で再現する訓練をしました。地道に向き合っていくことが、やっぱり重要ですね。
さて、今回の講座では『歌うこと、フレージングの作り方』と題し、表現するためにまず必要なことは何か、フレーズとは何かをレクチャーしました。表現の方法やアイデアについては、たくさんの方法があると思いますが、私なりのやり方をお伝えしております。
まずは、とある旋律をフレーズ毎に分け、そのフレーズの中でどのように歌うか強弱を設定したり、緩急をつける訓練をしました。その後、自身で考え楽譜に書いた表現で実際に演奏してみて、他の塾生に聞いてもらい、どのように表現しようとしていたのか、ディスカッションをおこないました。
実際、自分の中ではやったつもりでも相手に伝わらなかったり、むしろ意図しない解釈が生まれたりすることもあります。前者の場合、より伝わるように別のアイデアやもっと濃く表現するなど考えればいいかなと思いますが、後者の場合は音楽の感じ方についてのものでもあるので、奏者の意思によって修正したり押し切ってみたり(笑)してもいいかなと思っています。新しい解釈が生まれ、それを取り込んでいくことは、表現の引き出しを増やすことに繋がりますね!音楽の面白いところです☺️ 何もアイデアなく旋律を演奏することはできるだけ避けたいですね汗 アンサンブルを形成することに大きく役に立ちます。
練習曲はモーツァルトの続きから、今回の講座の内容が大きく役に立っているかなと思います。作曲者によってフレーズの扱い方や表現方法に特色があると感じています。どのように表現すると、どういう印象を与えられるか、この曲を通してしっかりと学んでいきたいですね!
今回の講座も伸びまくりましたが、中身の濃いものになりました。いよいよ講座も大詰め、しっかり頑張ります😀
次は『合わせること(2) メトロノームを使わないアンサンブルへの向き合い方』と題して、アンサンブルについてより深堀りしていきます!
風邪ひかないように、あったかい物食べて元気でいきましょう🍠