9月24日(日)第2回講座
だいぶ涼しくなってきましたね。
桜ブラス塾、今回は次のとおり進んでいきました。かなり盛りだくさんの内容で、相変わらず少し時間伸びました。。
毎度すみません。。
基礎練習
・ウォーミングアップ
・スケール【B dur】主要3和音のアルペジオ練習、半音階
・インターバル練習 2度音程
・バランス練習
講座
第2回 『ロングトーン・タンギングと息』
練習曲
ティールマン・スザート (Tylman Susato)作曲
『ダンスリー』(ルネッサンス舞曲集)より
・ムーア人の踊り
・4つのブランル
・バス・ダンス
2回目の講座ということで、今後必ず行うウォーミングアップ、スケールやインターバルなどの練習を、注意点などをおさえながら1時間ほどみっちりとおこないました。ウォーミングアップの内容は、次のような流れとなっています。
ウォーミングアップの流れ
- 簡単なインターバル練習
- タンギング
- リップスラー
- フィンガリング
- ブレスコントロール
- 音域の拡大
- スケール
たくさんあるように見えますが、一つ一つの課題は簡単な譜面で、自身の奏法や音に意識を向けやすいものとなっています。これを毎回練習し、習慣にしていきます。
その後は、スケールとインターバルをより細かく、主要三和音などに触れながら進めていきました。少人数の強みでもありますが、インターバル練習では2度音程の特徴をおさえつつ、音程の間隔をお一人ずつ確認しました。ソルフェージュと演奏を結びつけながら練習をしていくことは、「YAMASAKI Method」が1番大切にしていることでもあります。わかっていくと個人でも練習しやすいですしね。
講座は、『ロングトーン・タンギングと息』について深堀りしました。ロングトーン練習の細かく意識する点などを確認し、その先ゴールは一体どこにあるのか、塾生の皆さんと一緒に考えました。また、ロングトーン、タンギングと息との関係について、より演奏しやすい方法をお伝えしました。
今回から練習曲を取り入れています。楽曲は塾生の編成に合わせて編曲をしますので、無理なく、でも少し背伸びして音にこだわれるような難易度に設定しております。オーケストレーションも少しこだわり、アンサンブルしやすいものとなっております。
『ダンスリー』はリズムもシンプルで、アンサンブルの初歩としては取り組みやすいかなと思っています。細かな音の扱い方や、リズム、拍子感、ブレスなどで合わせやすさが変わることを体感していただけたのではないでしょうか。
さて次回は『スケールとアルペジオと音楽』ということで、より音楽に近づいて深堀したいと思います!