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11月5日(日)第5回講座

糠漬け始めました、塾長です🍆

今回の講座は次のとおり進んでいきました。

基礎練習
・ブレストレーニング
・ウォーミングアップ
・スケール、アルペジオ【Es dur】主要三和音、半音階、シックスコード、セブンスコード
・インターバル練習 5度音程
・ハーモニー練習


講座
第5回 『合わせること(1) アンサンブルの基本について』


練習曲
モーツァルト作曲
『ディべルティメント』第8番へ長調 K.213より
・第1楽章

 講座期間もいよいよ折り返しです。今回もしっかり丁寧に、基礎練習から始まります。
ウォーミングアップでは、低音域のタンギング練習を繰り返し練習しました。音程が不安定になったり、音色や音の粒がまばらになってしまったり、やっぱり難しいですね汗 しかし、音の鳴りもだんだん良くなってきておりますので、これから音程や発音の精度を少しづつ上げていけたらと思っています。
 スケール、アルペジオ練習では【Es dur】に取り組みました。様々な調性のスケールや和音を練習することは、曲練習や曲作りに必ず役に立ちます。この練習に取り組む時は、『どのように演奏するか』を予め考えることが、とても大切ですね。メロディを演奏する時にも何かアイデアを持って演奏できるよう、この時にしっかりと鍛えていきます。 
 インターバル練習は5度音程の訓練をしました。ハーモニーの骨格部分でもありますので、この音程間を感覚的に覚えることはとても大切です。それに続くように、ハーモニー練習では第5音と第3音の響きの位置を確認しました。初めに比べてだいぶ良いハーモニーになってきたように思います。毎回の基礎練習の重要性を感じます。

 

 さて、講座では『合わせること(1) アンサンブルの基本について』と題し、深堀りしていきました。
基本的なこととして、以下のことを挙げました。

① ザッツ(ブレス)を合わせること

② 音楽を合わせること

③ 相手の動きを知ること

上記を踏まえた上で他者とのコミュニケーションを通し、音楽のイメージを決めていく、ブレスを相談する、など派生していくと思います。③「相手の動きを知ること」については、メロディと手拍子の2段譜の練習曲を用いて、まずは一人で、歌いながら手拍子をすることにチャレンジしました。違う動きを一人で演奏しなければなりませんから、まずこれが難しい。。。その後、メロディと手拍子の2重奏として、2人に分かれて練習しました。相手の動きも練習しているので、ある程度スムーズに流れます。しかし、相手がゆっくり歌いたい時や、リズムが狂ってしまった時にはどう対応しましょうか?? 自分のパートばかり見ていては、対応はできませんね汗 ですので、相手の動きをある程度把握していることが重要なのです。ちなみにこの時、自分自身の奏法など気にしている余裕はないので、基礎を徹底して体に入れることは前提条件となります。

 
 練習曲は、古典派の作曲家「モーツァルト」の楽曲にチャレンジです。フレーズの扱いをどうするか、より音楽的な内容を意識する必要のある楽曲となってきました。譜面自体はそんなに難しいものではありませんが、シンプルなフレーズゆえ、どのように歌うかアイデアが必要で、自分の奏法ばかりに捉われていると、本来の課題とずれてしまいます。。『音楽で求められていること』から、必要な基礎を割り出し身につけることができれば良いですね!

さて次回は、第6回『歌うこと、フレージングの作り方』と題して、本日の課題の深掘りを行います。

寒くなってきていますので、あったか~くしてお過ごしください☺️

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